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主な出演者 |
りぃだぁ(V.山本勝也)
kirizo(G.桐本宅裕)
森やん(B.森田孝司)
ぶっちゃあ(D.水澤哲哉)
あやっち
坂太郎(もしくは坂ボン)
どくたぁ(以前はドクター)
aiken
せんぱい(坂太郎の先輩) |
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■ボンゴ車内
国道1号線を走るボンゴ・ブローニー。
運転手ぶっちゃあ、助手席に坂太郎、2列目にkirizo、森やんが座っている。
ぶっちゃあが借りてきたこの車は、3人×3列シートの計9人乗りではあるが、バン(貨物仕様)なのでシートがうすく、固定でリクライニングも出来ない。しかもシート間隔が狭く、3列目なんて人間の乗るところではない。その代わり、さすがに荷室は広い。持ってきていないがドラムセット一式入りそうである。
しかし、ガタガタとうるさい。走ってる間にドアや天井が外れていきそうだ。振動でCDが飛びまくる。もちろん、バン仕様のこの車にCDプレーヤーなど付いているはずもなく、でかいCDラジカセを持ち込んでいるのである。曲が始まったと思ったら、飛んでまた最初に戻る。進むのならまだしも、戻ってばかりでまともに聞けない。針の飛ぶレコードのようだ。
あとで苦肉の策として、kirizoの持ってきたU字型のピロークッションを下に置いて、何とか聞けるようにはなるのだが。
BGMはゴットハード。坂太郎持参の、スイスのハードロックバンドらしい。
一行はりぃだぁの家へと進めるが、約束の時間にはまだだいぶ早い。
ぶっちゃあ |
「どうする?マジでドン.キホーテ行く?」 |
kirizo |
「おう、行こ行こ。」 |
一旦は通り過ぎたが、今来た道を戻って、ドン.キホーテに向かう。
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ドン.キホーテ枚方店。
伊丹、難波、箕面に続き、ドン.キホーテの関西進出第4弾が、ここ枚方にオープンしていた。
関西でこの手のディスカウントストアと言えば、ジャパンが有名である。
どちらもたいした物は置いていないし、メチャクチャ安いというわけでもない。 |
■ドン.キホーテ店内
坂太郎 |
「あ、りぃだぁ発見。」 |
ぶっちゃあ |
「それは買わなあかんやろ。」 |
坂太郎、アンパンマンのスポンジボールを見つけてデジカメに収める。
今度はアンパンマンのキーホルダーを見つける。
ぶっちゃあ |
「どっちにしよ。キーホルダーの方が安いな。」 |
悩むぶっちゃあ。結局安いキーホルダーに決める。
ぶっちゃあ |
「ま、ネタの為にはこれぐらいの出費はしゃあないわな。」 |
森やん |
「俺、毛布買うわ。」 |
宿泊先のどくたぁの家には布団が2組(シングルとダブル)だけなので、寝袋または毛布等用意してくださいとのことである。
ぶっちゃあがシートに敷くためのクッションをいくつか買う。これは枕にもなる。
なんだかんだと言いながら、店内を廻る4人。程よい時間つぶしになった。りぃだぁの家には0時30分必着、すでに5分前である。
■再び車内
ルームミラーにぶらさがるりぃだぁ1号。
必然的に本物のりぃだぁは2号ということになる。
ぶっちゃあ「あ、りぃだぁ。すでに来てたんや。」
ぶっちゃあの顔どアップ。これ以上ないというぐらい喜々とした表情。このネタだけの為に用意されたりぃだぁ1号が哀しく揺れる。
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■枚方市郊外の住宅地
りぃだぁ自宅前。あやっちとりぃだぁがお待ちかね。
荷物を一旦全部降ろして積み直す。マーシャルのヘッド・キャビネット各2台、アッシュのベースアンプヘッド、スネア2個、シンバルセット、スタンド一式、ギター4本、ベース2本、そして各自のカバン。結構な量である。それらを余裕でのみこむボンゴ・ブローニー・バン。
最後にりぃだぁが不審な荷物を積み込む。
りぃだぁ |
「これは命より大事なモン。」 |
kirizo |
「ナニナニ?」 |
このとき、kirizoはてっきりノートパソコンだと思っていた。しかしそれは、あの温泉旅行にも持って行ったと言われている、PS2(プレイステーション2)であった。
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